【残り100日とワタシ】
今日のカウンターが残り任期100日であることを示している。帰国日から10日ほど前にジャカルタに引き上げることになっているので、任地での活動は残りちょうど3か月。
なんだかんだこのブログも派遣前から続き、色んなタイミングで記念記事を書いてきた。
【赴任半年】変わらないもの、変わったもの
【赴任して300日目に思うコト】
【赴任365日目】祝1年
【Go back to Japan-200days】
これで記念記事は最後かな。50日とかにもう一回あげるかな。分かんないな
1か月遅れで出発した私たちインドネシア隊以外の同期は、残り帰国まで2か月となっていて、いよいよLINEグループで「成田で会おうよ!」という連絡が入ってきた。世界中に散らばっていた同期たちが、一斉に帰国する。
7月も終わりが見える、帰国まで100日という今は、帰国までにやらなければいけないことをまとめ、最後の先輩隊員の送別をして、帰国後はどうしようかという事で頭は忙しい。
職場最終日に、何かおかしを手作りしてみんなに配りたいな、とか。ジャカルタを出る最終日のこととか、成田に到着して荷物をピックアップして、扉を開けた日本とか。いよいよそんなことが頭をかすめ始めている。
活動に対しては今では未練は全くない。それなりに揉まれて、しんどい想いをしがら頑張ってきたという実感があるから。
今週は日本のガイドブックのライターさんが取材に来てくれ、ロンボクの観光地を案内して。明日はインドネシア人と一緒に、観光開発について専門学校を立ち上げるための打ち合わせに同席。
この二つが落ち着いたら、あとは今までの活動をまとめて、日本人観光客の動向まとめを配属先へのお土産とし、私の任務は終わりにしようと思う。
この景色も見れなくなるな
今日不思議な感覚になった。
いきなり自分が、「インドネシアにいるんだ」ってことを思い出した。
いつの間にか、ここに住んでいる自分が日常になって
言葉や文化にも違和感がなくなって
自分の顔が日本人顔だってことを忘れてて
海外で生活しているということを、いきなり思い出した。
涼しい朝の風にあたりながら、ヤシの木を眺め
頭にオケを乗せて歩くイブとすれ違い
青く澄んだ空気を吸って
ここが日本ではなかったこと、急に変な感覚になる。
それが私の、任地残り100日。
この前の総会時に、先輩からのとあるヒトコトを思い出す。
「赴任した時の事を思い出して。タクシーの予約をするのに、ドキドキしながら電話をかけたでしょう。予約がとれただけで、電話を切った後みんなで拍手して、わーって盛り上がったよね。」
みんなそこから始まったんだなー。
2年前の訓練所で初めてインドネシア語を学び、活動では100%インドネシア語を使い。今では自分の感情を伝えるだけではなく、観光セミナーを開けるようにまでなった。
懐かしい2年前
確かに630日、私はここで生活していた。
すべての日が晴れていたわけでもないし
すべての日が忙しく活動をしていたわけでもないし
どちらかと言うと、病気や悩んでいた日の方が多い気もするけど
残り100日の私は、日本へ帰りたくないです。
ちゃんといろんな事と向き合わなければいけないな。帰国すること、活動のこと、将来のこと。夢のような2年を終える前にきちんと、整理をしよう。そんな帰国まで100日まえ。
帰りたくないけど、帰りたい。
寿司食べて、日本の秋を体験して、大好きな家族に会いたい。
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