青年海外協力隊 26年2次隊 観光職 インドネシアのロンボク島へ。派遣前から、続けば帰国後までマイペースに更新してきます。

【しあわせの沸点】

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なんだか今どうしても書いておきたいなと思うこと。



それは、自分がこっちに来て痛感しているしあわせの沸点のこと。






私は、ロンボクに住んで腹をかかえて爆笑することが増えました。

もちろん悩むことも、泣くことも増えたし、怒りを感じることも日本より多いんだけれど。笑うことはそれ以上。




赴任してたぶん4か月くらいまで、ここでの生活はマイナスの感情でしかなかった。



あぁ、ネズミ。

あぁ、雨漏れ。

仕事しない

歩くだけで痛烈に感じる、現地人からの視線


やめてよ、こっち見ないで。







こっちの【当たり前】を受け入れられなくて、私はロンボクのキレイな景色だけを写真に収めていました。





活動がうまくいかなくて悩んでいた時に。
たぶんナイーブになってたから、感受性が変に豊になっちゃって笑


こっちにしか咲いていない花を見て、「あぁキレイだなあ」とか


考えるのをやめて、ネコを追っかけたり。
あわよくば持ち帰ろうと試みるがことごとく失敗。



赴くままに、ニワトリや犬の写真を撮ったり。

お決まりの時間にお決まりの場所、お決まりの体制で待ち構えている犬様と、今日は草刈りをしているおじさんのお尻が最高にキュートだった



どうでもいい、事務所での日常に意識を向けるようになってから、少しづつ景色が変わった気がします。


右をよく見ると、3匹の馬がふつうに歩いてた。朝陽がキラキラしててキレイな朝の道




 しあわせの沸点を下げたほうが、楽しい!と思えることが増える。

その幸せの沸点を下げるには、【当たり前の幸せ】に気づくことなんだなって感じるわけです。




そんなことを考え始めたら、同僚とのどうでもいいコミュニケーションも私は毎回腹をかかえて転げ落ちるほど楽しくなって。




たぶん同僚も私が爆笑している姿を見て、つられ笑いしたり、わざと笑わせようとおちゃらけたり。 なんだか、そんな爆笑のサイクルが増えた気がしています。







「小雨!」と日本語でいきなり言われて、意味が分からな過ぎて爆笑したり。

同僚が、ドラえもんの鼻歌を歌っているのがかわいくて爆笑したり。




辛い時は、前も見えなくて

どこに出口があるか分からなくて

不安で、一人もがいて



それでも、きっと辛い時にしか分からない何かを通じて、出口に少しずつ向かっているはず。

そして、抜けた所から見る景色はちゃんとキレイだなあ、と自分にとってご褒美になっているはず。



まだ私は山を登っている所で、しんどい道ではあるけれど。
きっと大丈夫な気がしています。



今日も笑っていられる日でいよう。




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