青年海外協力隊 26年2次隊 観光職 インドネシアのロンボク島へ。派遣前から、続けば帰国後までマイペースに更新してきます。

【大きい仕事が一個終わった】

0 件のコメント
JICA関係者と、日本の企業から10名程、計13名の視察団がロンボクにいらっしゃった。




貴重な1日半の滞在のうち、丸1日の持ち時間をいただくことになり。準備と、JICA本部とのすり合わせに追われた。







当日出迎えるために、朝一でタクシーで空港へ向かう。






空港の様子がいつもと違う。ミリタリーとポリスの監視がすごい。理由を聞くと、なんと本日インドネシアの大統領がこの島に来るとのこと。




なんてタイミング。







13人の視察団を迎え、大型バスでロンボクの観光地をめぐる。今回のテーマは「ただの観光地紹介」ではなく、「地域開発を目指した観光発展」について。






私がここで仕事をしている中で、一番大切にしていることだ。





午前中、観光情報センター視察→ササックビレッジ視察→お昼→配属先でのプレゼン→博物館→ナルマダ公園(水の宮殿)→リンサル宮殿



インドネシアで唯一、ヒンドゥー教・イスラム教・仏教などが一度にお祈りができる場所「リンサル宮殿」






日本からわざわざ、ロンボクという名も知られていない島に視察に来ていただき、その大半の時間を任せてもらえて。



自分にはできる、という気持ちもあったけど、実際は不安だった。



不安を煽ったのは、私の配属先の態度。





JICAが配属先に対し、訪問に関するレターを書いてくれ、さらにはCPに直接電話でアポを調整したというのに。





いざ私の配属先へ行くと、100名いるはずの職場に見えるのは、数えて5人ほど。






CPに電話をいれると「忘れていたよ。今は無理だ。大統領が来ているんだから」と言って電話を切られた。







使う予定だった会議室の鍵も閉まっているし。さすがに大統領にはかなわないかー。






職場にいる5人に、なんとか協力をしてもらい、プレゼンも無事完了。






視察が終わった後、調整員さんは




「今日は本当によかった。おもしろかったですよ。資料も分かりやすかったし。ありがとうございました」と。



よかった・・・うまくいったんだ。。






今回気づいたけれど、私はここにいた470日の間でロンボクについて語れるようになっていた。








歴史的背景も、民族も宗教についても。伝統や産業、政治経済についても。そしてロンボクの観光についても。








それに気づけただけ、大きな一歩を踏み出せた、気がしている。









ずっと嫌いだった。任地。


ロンボク空港につくたびに、「あぁ帰ってきてしまったな」と思う。






ただ最近。




どうやら私は、ここが好きらしい。








車の移動中に窓から見えた、歯医者の知り合いが、仲間と楽しそうに歓談していた姿。




その後、いつも職場の前にいるおじちゃんが、バイクで私が乗っている車を横切っていく。





二人とも私に気づいていないけど、私は車の中で笑う。



この場所に、知り合いが増えていく。それが、どうしようもなく愛おしい。







今日はこれから環境局へ訪問し、学校巡回についてのパーミッションを得るため顔を売りに。



来週はいよいよ調整員さんが配属先へ来て、初めてCPと活動方針について話し合う予定。





動けよ~。私の活動~~~。


今回の調査団の方たちが持ってきてくれた日本土産。食べないで、しばらく並べておこう。梅と抹茶と、ゴンジリ(知ってる人いるの?)が大好きなことを知っていたんだろうか・・・



↓自己紹介、島概要、今までの活動報告などは一部省略していますが、今回のプレゼン資料です↓












ランキング参加しています。
1日1クリック、応援をお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ
にほんブログ村

0 件のコメント :

コメントを投稿