【ブログ再開】日本に一時帰国!
年末年始に日本へ一時帰国をしてきました。任国外で行ける20日間をまるまる使い、日本を堪能!
たくさんの人たちに会って、「相変わらず元気だよ!」のヒトコトで満たされたー。
本当であれば一時帰国をしないつもりだったのですが、 いろんなタイミングが重なり、1度しか使えない日本行のカードを、任期残り10か月弱の時点で使うことにしました。
結果、本当にかえってよかったな、と思っています。
日本に帰った日。
飛行機が着陸態勢に入ってから見えた、東京の夜景。
飛行機がついて、Tokyo International Airportの文字を見た瞬間に、なぜか涙がとまらなかった。
飛行機を降りて、冬服に着替えようと入ったトイレでは、あまりにキレイで高機能すぎて、写真を撮り
着替えるだけで、音姫が勝手になってしまうもんだから、ソワソワして結局トイレの外で着替えた。
入国審査に向かうまでの長い道を、終電近かったので急いで向かうのに。
どんどん追い越されていくのには衝撃だった。でもみんな走っていないの。
ロンボクにいる間、「急ぐ」ことを忘れていた私は、歩くスピードも自然にゆっくりになってしまった模様。
満員電車ででっかいバックパックをかかえて、ドキドキがとまらなかった。
日本に帰ってきたんだ。
ゴミが一個も落ちていない川に感激し、
お祈りの合図や、クラクションがならない静かな町に驚き
修理のために行ったアップルストアで、お兄さんが腕にはめたアップルウォッチをみて、「今外は3℃ですって!ヘイシリ、インドネシアの気温は何度?」というやり取りに、頭が真っ白になる。
けれどそんな思いは翌日には慣れて、いつも通り、1年以上日本を離れていたなんて思えないほどすべてがふつうだった。
そりゃニュースを見て、
「えー!この人結婚したの!?」なんて芸能ニュースも、
大学時代の友達が、2人エンゲージリングをはめて
1人に、第一子がうまれ
1人に、第二子がうまれ。
周りの環境の変化はたくさんあったけれど、日本は、自分が思っている以上に何も変わっていなかった。
1年2か月で、変わったと思っていた自分も、日本に帰ったら何も変わっていなかった。
極楽すぎて、
温泉に癒され、日本食を堪能し、大好きな友達や前職の方たちに会い、ちゃっかり誕生日まで祝ってもらい。
日本に思い残すものは何もないのに、正直、帰りたくなくて、ロンボクに戻りたくなくて。
後ろ髪をひかれる思いで空港を背に、昨日任地に帰りました。
蝉がないてて、くっそ暑い任地。空港は出稼ぎの人達を迎えるための家族でごったがえし、たくさんの視線を浴びて、「帰ってきたな」と実感する。
ちょっと落ち着こうと、キンキンに冷えたココナッツウォーター を飲んで、「あーこれこれ!」と思ってしまう自分に笑い
20日間閉めっぱなしだった我が家に帰り、恐る恐る扉をあけ家をチェックする恐怖に耐え、
久しぶりに会った大家さんから言われた、「Mizu, Sepi. Saya kira pulang menikah(久しぶりじゃない。結婚しに日本に帰っちゃったのかと思った)」のヒトコトで笑った。
同僚から来たSMS「Teman 2 sudah rindu Mizu(みんなみずを恋しがっているよ) 」を見て、あぁ早くみんなに会いたいと思う。
家を掃除して、洗濯やさんに頼んでいた服を着たら、いつもの柔軟剤の匂いがして安心した。
あれだけ帰るのが嫌だったのに、やっぱり私はここに住んでいるようで、落ち着く我が家に戻ったなあ、と感じる。
そういうことを含め、自分の居場所はここだぞ、と認識できた一時帰国でもありました。
インドネシアでは、今日ちょうどさっき、ジャカルタでテロと思われる爆破事件が発生しました。
私が日本にいる間、大使館から緊急メールが来て、私の任地である観光地が狙われているから近づかないように、との連絡も受けました。
12月頭には、ロンボクで山賊による観光客襲撃事件が発生しています。
治安の問題で、これからどうなるか全く分かりません。
ただ、最後までこの地でやりきりたいという想いは、日本に帰ってから強くなりました。
どうか、何事もなくこの地で任期を全うできますように。
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