【撮影始まりました】そりゃ一筋縄にはいかないか
約半年以上の期間を経て、ついに私の配属先管轄であるロンボク島、スンバワ島でのロケが始まりました。ロケシリーズ参照:
No.1:【ロンボクでロケをしようよ】~下準備編~
No.2:【吉報】うれしい、うれしい
No.3:【ロンボクでロケをしようよ」】~ロケハン編~
昨日その初日を終え、長期にわたるロケが幕をあけた。
ただ、すったもんでインドネシアでの撮影なぞ、想像はできていたけどトラブルの連続。 その一部をご紹介。
朝配属先には入らず、ロケ地周辺で待機。すると、取材班を迎えに行っていた方から電話が入り、『インドネシアの同僚を5名程用意してくれないか』とのこと。
急いでカウンターパートに連絡。
つながらず。
副カウンターパートに電話。
み「5名の同僚を集めることができますか?」
アグさん「えぇ、、私は部下を持っていないのでできません。アリさん(CP)に聞いてください」
あからさまに嫌そう。
み「さっき電話したけど出ませんでした。今アリさんは事務所にいますか?」
アグさん「確認しますね。」
電話切る。
するとすぐにSMS。
アグさん「アリさんは病気で、事務所には入っていませんでした・・・」
うーん、、、そこで解決策がほしかったんだけどな・・・
み「どうしたらいいですか?」
アグさん「どうしたらいいですかね・・・」
み「今日はインターンの学生は事務所にいますか?」
アグさん「学生に聞いたら、撮影地が遠いので行きたくないそうです。他の同僚たちも、遠いからいやだと言っていて、私も混乱しています。」
ハナシ全然進まねー。
いやしかし、おかしいぞ。
ロケ地はさほど遠くないし、仕事がない学生らは、事務所のソファで寝て時間をつぶしているっていうのに、「遠いから行きたくない」なんて、そんな腹の立つ学生インターンがあるか!!!!
私はもう少し突っ込む。
み「交通費はこっちで負担するので、タクシーのっていいと伝えてください。」
アグさん「でも、事務所に人がいないんです。。とても静かです。誰に言えばいいんですか。私はもう分かりませんよ」
アグさん自暴自棄になる。
これ、聞いてないな。
結局私は配属先へと向かう。
アグさんの顔を見たら、イライラが伝わってしまう気がしたので、アグさんの部屋をいったんスルーして自分の部屋へ。
いるいるー。学生も暇そうだし、他の同僚たちもふつうにいるー。
その場で同僚を5名確保し、(やっぱり何の問題もなくOKだった。協力してくれることになった。)アグさんの所へ行き、
「さっきはどうもありがとう、5名集まったからもう心配ないよ」とだけ伝え、それでもなんだかモヤモヤしたので、アグさんも連帯責任で撮影現場に連れていくことに。
いざ撮影が始まると、彼らは土壇場で力を発揮し、なんとかなっちゃうんだから驚く。
撮影前にスコールが降って、村の人達がバナナの葉っぱで傘を作ってくれた
1日目は色々ありつつ無事に終了。私はしばらくロンボクで調査を進めますが、来週から単身で隣島に渡り、取材班と合流します。後半は通訳とコーディネーターを一人でこなす予定です。
とりあえず何事もなく終わりますように。
また、続編、書きます。
たぶん。
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ロケシリーズ参照:
No.1:【ロンボクでロケをしようよ】~下準備編~
No.2:【吉報】うれしい、うれしい
No.3:【ロンボクでロケをしようよ」】~ロケハン編~
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