【村の無病息災を願って。】悪魔のパレード
本日3月9日は、ヒンドゥー教 サカ歴の新年。ハッピーニューイヤー!ということで、祝日。任国インドネシアは、国民の大半がイスラム教だけれど、私の任地はバリ島の隣ということもあり、イスラムとヒンドゥーが混在している。
ニュピと言われるヒンドゥーの新年は、バリ島の空港はすべて閉じ、観光客はバリに入ることができない。
この1日は家の中で瞑想するのが習わしなのだとか。
火や電気を使うことを禁止され、外出も禁止される。
ということで、私が住んでいるエリアはヒンドゥー教地域のため、今日はえらく静か。そして、家々に入るコーナーには竹で出入りができないようになっている。
誰もいない。
このニュピに伴い、昨日は知り合いに招待していただき、ヒンドゥー教のオゴオゴと言われる悪魔のパレードに参加させてもらった。
オゴオゴは、心配・病気・恐れなどの表れとして、できるだけ「悪い」デザインで、各村1体作る。
このオゴオゴが人気で、写真撮影で並んでた。
今日のニュピの日に、村の入り口にオゴオゴを置いて、疫病神が村に侵入することを防ぐのだとか。
オゴオゴ、村を守る。
日本で言う、ねぶた祭りに近い印象をもった。神輿をかつぐ文化が日本にはあるので、日本人の私もえらく血が騒ぐ。
バリのオゴオゴはかなりのハイクオリティらしいが、ロンボクのオゴオゴも見ていて感動した。
このオゴオゴパレードが終わった後は、村に戻りブギブンと言われるものを体験。
ブギブン、衝撃。
豚肉も久々食べれたし。
本当にいい経験させてもらった1日でした。
多神教であるヒンドゥー教、仏教の考え方と似ている部分が多く、バリに日本人が多いのもわかる気がするなあ。
今年の1年も、無病息災!
近くのお店はすべて閉まっているので、海にでかけて休日羽をのばそう。
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