【帰国まで15日】残念に終わった報告会だけど。
離任まで今日でちょうど1週間。なんだかここ最近ずっとバタバタしてる。歯医者に最後のリテイナーを取りに行ったり。
職場のおみやを大量生産したり。
VCが来ていたので、一緒にご飯を食べに行ったり。
後輩隊員と一緒に、ロンボクでやり残したことを。
最初はずっと無視されてたけど、2年かかって最後の最後にハグをさせてくれた子。うれしい2年の成果
作りすぎて干す場所ない
月曜日に職場での最終報告が終わった。
協力隊の最後に誰もが思い描く、「いい雰囲気」とはほど遠く。
約束の時間に職場はだれもおらず、1時間ずらして開始した報告会。「とりあえず手が空いてる人は参加するように」と言われて集まった数人の同僚たち。
最後のフィードバックも、「特にいう事は何もない」と言われる始末。
そんな態度でも「後任はいつ来るんだ」とJICAにせがみ、
「今回はこれでいったん終了ですよ」と説明を受けた部長たちは、「なんでだ」「次は〇〇がほしい」と口だけは達者。
できなかった活動を報告した際に、「配属先からの承認が降りなかった」と言った瞬間の。3人目のカウンターパートの焦りようも。局長を前にした、あのアタフタぶりと言い訳も。
やっぱり、あなたでしたか。と。
あれだけ確認しても
「今局長に確認してるから!私も話が進まなくてストレスためてるのよ」
というコメントも、嘘でしたか、と。
最後まで寂しかったさ。
結局最後まで同じ方向を向くことができなかった私は
最後のコメントで「ロンボク人の彼氏ができなかったので、早く探してすぐに戻ってきたいです」と言うのにいっぱいいっぱいだった。
でもごく一部。私の最終報告書を読みたいと連絡をくれた同僚がいて。
「報告書すごくよかったよ。みずのレポートが、ロンボクの発展の糧になることを祈ってるよ」とSMSをくれたりした。
これが最後だから。
大丈夫。
それでもここに2年間いたから。
そんな態度であっても、もう大丈夫。
よく頑張ったぁ、2年間。とおもう。
色んなことがあって、そのたびにここにつづってきたけど。本当によくやった。
何もできていないけど、2年間ここにいた。
それだけで今の私には十分、頑張ったと思う。
1週間前にして、毎日瞬殺ですぎていく日々に
ふと職場最後の日を考えたりする。
最後だから、握手ではなく。
ほっぺを交わすあいさつ。
同僚たち一人ひとりの顔がうかんで、
あぁ、だめだ。
きっとだめだ。
きっと私は最後の日に、一人ひとりに挨拶をしながら
泣いてしまう。
一回だって仕事をしてる姿を見た事がない同僚も、
いつも怒っているイブも
お調子者の元部署のスタッフも。
それでも私にとっては大事な人たちなんだ。と思う。
ネガティブな気持ちになろうと思えばいくらでもなれるし。
人のせいにすることも簡単だし。
JICAや職場に対して、文句を言おうと思えば切りがない。
でもやっぱり、最後までそれはしたくないなと思う。
ここの体験が、すべてだったから。
それ以上、それ以下でもない。それがすべてだから。
人生の中で財産となるような経験をさせてもらったから。
帰るよ。日本に。
5まわりくらい大きくなったって信じて。
あと15日。
↓1日1クリック、応援をお願いします↓
何にもならないけど、もれなく私が励まされます。

にほんブログ村
0 件のコメント :
コメントを投稿