【Let it be】10か月越しの。
2月18日に、ジャカルタから調整員が来て、新たなCPと話し合いの場を設けた。ただ、その結果は散々。(参照:【大事なプレゼン!!】だったのに)
それからというもの、活動に対してネガティブな気持ちになってしまい。私は配属先へ行くことが億劫になった。
取りあえず『毎日事務所には顔を出す』という目標を立てるのがいっぱいいっぱい。必要なメールだけ送って、自分が何ができるかを考える心の隙間もなく、午前中だけで仕事を終わらせ家に帰った。
何が一番自分を苦しめるかというと、そんな状況で何もできない自分、感情のコントロールができない自分、職場でできることを探せない自分。やりたい活動のために、努力をしていない自分に対し、腹がたっていた。
一歩動き出そうと思って、ワークショップの準備をしようと一人ロンボクの地図を書いていたら。
何の気なしなんだけど、同僚がカバンを無意識にその地図の上にドサっと置いた。
それが私をどうしようもない気持ちにさせる。腹だたしいというより、むなしい感情が、ツーンと身体を空っぽにする。
職場を出る時は、いつも複雑な心境。夜ゆっくり眠れるはずもなく。そんな1か月。
脱したい。
そんな状況から脱したい。
そう思って、自分の態度ややってきたことを振り返った。
「書類がでない」
「同僚のやる気がない」
「仕事をしない」
「ゴミにあふれる観光地」
私が口にすることすべて、「やらないのは同僚」。
じゃあ自分は?
同僚ともっと分かり合うために、語学の勉強をつづけたのか?
100%、インドネシアに向き合ったと言えるのか?
努力をしよう。そして、そういうことを含めてもう考えるのはやめよう。そう思った。
考えすぎ、今までの人生でそれがもらたした好転なんて、何もない。
考えるの、やめよう。
もう身をまかせてみよう。
そう思ったら楽になって、毎日抱えていた何かの重圧なプレッシャーから解放される。
こっちで出会った日本人に。「Let it be」と、ハートをさされて言われた。あぁ、本当にそうだなと思った。もっとリラックスして生きれるようになりたい。
そう思おうとするようになって、事が動き始める。
前CPの時に2か月以上待っても出なかった、学校巡回の許可レターが、今ようやく目の前に。
4月1日から10月30日までの期間での許可レター。
10か月待って、今ようやく私の配属先から、許可が降りようとしている。
観光局から正式に、今まで全くつながりのなかった学校訪問の活動が、承認されようとしている。
なんでもないことだけどね。うれしいんだよ。涙が出るほど。
努力はやめない。
でも、考えすぎることはもうやめようと思う。
前職の上司から言われた『屈強のメンタル』、まだまだ磨きがかかり中。
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