とある女子のロンボク730日滞在記✴︎

青年海外協力隊 26年2次隊 観光職 インドネシアのロンボク島へ。派遣前から、続けば帰国後までマイペースに更新してきます。

【年末振り返り!】この1年をここで過ごせてよかった。

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今年が終わるなー、とふと感じるポイントって色々あると思うけど。

私の場合はここ毎年『Google-year in  sarch』がYouTubeで公開されると、「あぁ、もう一年が終わる」と感じるのです笑

↓2015年↓


ちなみに、このシリーズでの傑作は2011年版。気になる人はちぇけらー↓





いつまでも真夏のロンボクで、ふと季節を感じて去年を思い返してみると。

あぁ、確実に1年がたったんだなあ、と感じます。
(去年のブログ:Selamat datang tahun baru 2015 ※ハッピーニューイヤー2015





2015年、26歳。丸1年、ロンボク島で過ごした年となりました。



1年前のブログを読み返すと、まだ配属先に揉まれておらず、夢や希望であふれていたなあなんて。






この1年。

これでもか!という程、配属先やロンボク島と向き合ってきました。

ネット環境が整っていないという点もあるけれど、SNSを見る機会も減り、誰かと連絡をとることも最低限になりました。



断食や体調不良、ストレスのお蔭で体重が落ち、
歯科矯正のおかげで、歯並びがよくなり
ずっとショートだった髪型は、ロングになりました。
海で遊ぶようになって、肌が黒くなりました。


交通事故にあいました。
意識不明で事務所で倒れたこともあります。
胃腸炎で、寝込んだり
突然の高熱、
意味の分からない頭痛、
膀胱炎にもなったし
食中毒になって、苦しすぎる腹痛もしょっちゅう。


村に行って、地酒で踊り狂ったこともあったし
どうにかして活動を進めたいと、偉い人達が参加するパーティーに潜入した話し、
出張先に宿泊施設がなく、同僚たちと木の下で寝たこともあります。
4日ほどシャワーが浴びれず、ようやく水浴びができると知り、同僚3人すっぱだかで大切な水をみんなでシェアしました。


任地が噴火しました。
一番仲の良かった先輩が、任期を短縮した時に空港で泣いた話も、
1年経って、カウンターパートが逃げるように職場を出ていったことも、
ちょっとしたミスで同僚のイブから、自分の前で私の悪口を言われることに、1週間じっと耐えることもありました。




辛い事がたくさんあって、
どうしようもないこともたくさんあって、
泣きそうになることも
腸が煮えくり返るような怒りも、たくさん経験させてもらった。



やりがいを感じたことも
夢が叶ったことも
同僚たちと一緒に笑ったことも。
うれしくて、
幸せで、
今の状態に感謝できる機会が増えたことも事実。




最初はこの任地で「何をしたか」「何ができたか」を重視していた私。
それがこの1年で、「どう向き合ったか」を大事にするようになって、ストレスが減った。



小学生の頃からなりかった『国連の職員』になることも、この1年でようやく手放すことができた。




日本にいた時には出会えなかった人達にたくさん会って。

日本にいた時には、悩まなかったことに頭を抱えて。

日本にいた時になりたいと思っていた自分に、近づけている。と実感ができるようになった。



本当に素晴らしい(といっていいのか分からないけど)機会をたくさん経験しました。



この1年もブログにお付き合いいただきありがとうございました。
おかげ様でたくさんの方に目を通してもらえるようになりました。何よりもの励ましと、継続するきっかけになっております。



先月11月は、8記事に対し2,600pvでした。青年海外協力隊という限られたブログで、何の告知もせずにここまで読んでくださるのは、自分でもびっくりしています。




クリスマス休暇が24日からあり、私は日本へ一時帰国をします。その間、おそらく更新はしないかな、と思いますのでまた2016年、お会いしましょう!





今年もありがとうございました!来年も、島暮らしのとある女子をよろしくお願いします!


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【日本からの荷物】2年目にしてうれしいもの

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昨日の夜から、朝まで激しい雨が続き。


今年も来ました、本格的な雨季。


雨季といえば、去年もだいぶ悩まされた「雨漏れ」問題。
ぽちゃん系だったらいいんだけど、ダーっと水が落ちてくる天井。雨あがりの朝撮影




夜中寒さで目が覚め、扇風機をとめようと一歩ベッドがから離れると、床浸水。去年より勢い増して、全フロア沈殿しました。歩くと、水が波をうって伝わっていくのが分かります。





それでも気にせず、再度眠りにつく私。








朝起きて、床においていたカバン類がそりゃ散々だったんだけど、こういうコトをストレスにするのやめようと思ったら、あまり気にならなくなった。


 慣れって怖い。





さて、本題。




なんと学生時代にバイトしていたカフェの先輩たちが、任地へ救援物資を送ってくれました♡ありがとう。




事前に「送るから、ほしいもの教えて」と言ってくれていて、悩みました。



1年目の時は、口を開けば日本食!と言っていました。なめたけとか、のりの佃煮とか、珍味とか。(酒のつまみばっか笑)




2年目を迎えると、さほど日本食に飢えることはなくなるんですね。不思議と。
きっと、首都にあがった時に食べれることを知っているし、ないならないなりの工夫が、任地でできるようになったから。



そんな2年目、何がうれしかったかというと。





断然に、「下着類」!!




ということで、今回もわがままを聞いてもらい、下着・肌着を大量に送ってもらいました!





洗濯物をランドリーに出していますが、痛みが早くてすぐにひらっひらになります。



靴下なんて、穴あいたままはいてるし。
チューブトップなんて、もう残り糸1本、みたいな感じでも着てるし。
パンツとかも、変え時が分からず、まだ着れるからいっか、という感じ。


首都にあがればユニクロで買えますが、着れないわけでもないのに1000円近く払うなら、買わない。となってしまい、実は下着類って一番後回しにしがち。




なので、今回の実用的すぎるプレゼントは本当にうれしかった!




他にも、カップヌードルや焼きそばとか、ツナ缶ぞうすいの元は簡単に調理できるから、助かりました。病気の時に自分ですぐできる雑炊の元はかなりうれしい。

他にも、日本米のコブクロ、塩昆布も「気が利くなあ(;_;)」という感じで助かりました。





この1か月で、再度インドネシア料理拒否反応がでている私にとって、既にお世話になりまくっています!


荷物、いつでも募集中ですよ!笑

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【それ一体どういう状況だよ!! 】はああああ、いらいら

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前回の続き。【バトル?】配属先とゴネてみようと思う)






昨日の同僚たちはイベント準備で忙しそう。私はCPの様子を見て、声をかけるタイミングを伺う。



すると、少し落ち着いた時になんとCPから声をかけてくれた!!!!






CP「そういえば、みずさん昨日SMSで話したいって言ってたね?僕に告白かい?」



内容はいいとしても、忘れられていない、そして、前のCPでは絶対ありえなかった、自ら声をかけてくれるというコトが、すべて奇跡的。感動。





もめてたイブが目の前にいたので、「ボスの部屋でもいいですか?」と言い、個室に。





私は、現状と思っていることを説明し、アドバイスを求める。



CPはイブを個室に呼び、3人で話し合う。(え、そこで呼んじゃう?!)






配属先としては、スンバワ島のデータをいれておかなければいけないこと、
私が作成した地図の意図はわかる、とのこと。



結果、イベントなどで大々的に配布する資料ではないとの位置づけで、私のデータのまま発行できることになった。






この時点で、安堵。そもそも前のCPとは、こうやって話をすることができなかったから、それだけでも前進。





その後、ボスの部屋を出て、イブとちょっと気まずいなーと思ったけど、すぐに、「みず、ご飯は食べた?」とナシブンクスをくれるイブ。

見た目微妙ですが・・・油大量に吸っていますが・・・この下にご飯があって、テンペ(豆を発酵させたもの)、鶏肉の足、サンバルと言われる激辛調味料のご飯。一般的な食事です。





あれ?私が直接CPに持ち掛けたの、何も思ってないのかな・・・?






ところがすっとこどっこい。ここでスムーズに行かないのがロンボク。







その後、イブに「じゃあいつ印刷会社に発注する?」と具体的な話しをすると、2015年の予算は、スンバワとロンボクの一緒の地図で取っていたから、ロンボクだけの費用はない、と言われる。








は、はああああああああああああ!?






どどどどどどういうことですか???





ちょっと理解に苦しむ。


Bergabung(がっちゃんこ)した地図の費用はあるのに、よりシンプルになった地図の費用がないって何??






サイズ小さくなって紙代浮くじゃん!
昨日はそれで大丈夫って言ったじゃん!!!!





話しをつめて、「じゃあいつなら予算があるの?」と聞き返すと、


「私は分からないから、後でボスに聞くわ」で、この一件、はい終了ー。







な、なんなんだよもう・・・


後で直接CPにまた話そう・・・


悲しい・・・・




そんなことがあった日、16時半に活動を終え家に帰り、ランドリーに洗濯物を持っていく。







財布も携帯も持たず、洗濯ものと家の鍵のみ。










帰ってきたら、扉が空かない・・・! 



ほんとになんなんだ(;_;)



鍵が壊れて、家に入れない。途方にくれ、隣の家に住んでいるイブに事情を説明すると、大家さんに電話してくれた。(携帯も持ってなかった)




あいにく出かけていたので、私はアパートの屋上に上り大の字になってそらをながめる。夕陽が沈む時間で、屋上で一人ぼーっとする。



2階建てのアパートでも、見晴らしは十分な屋上。



1時間程したら大家さんが帰ってきて、2時間程作業し扉をぶち抜く!





19時にようやく家に入れる。とにかく疲れた。休みたい・・・






この日は応急処置で、中から鍵はかけられるけど、外からはかけられず、今日の朝工事してもらうまで外に出れず。



お治しはいりまーす


湿気で扉が歪んでうまく開けられなかったドアを、ノコギリで治してくれる大家さん




この2か月ほど疲れがとれなくて、ずーんとしていたけど、より一層色々拍車かかりますな。





書きたいストック、いくつかあるんだけどな・・・落ち着いてからと思ってたら、全然落ち着かない。



音楽くらいはハッピーに。
A Beautiful Life-Tim McMorris

 
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【バトル?】配属先にゴネてみようと思う。

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赴任して半年ころに、あまりに仕事がなかった私は、配属先に対し「日本語で地図を作りたい」と言った。


(参照:悪戦苦闘しながらロンボクの観光地図を



それから本当に色々あったけど、なんとかデータを作りあげ、総会前に印刷会社と打ち合わせを行い、 総会から帰ったら地図ができている、はずだった。

印刷業者に発注をしてくれている同僚

 ◆表紙◆
 
◆裏面1
 ◆裏面2

 ※裏面はデザイナーの同期に手伝ってもらいました。




昨日配属先に入り、「地図完成した?」と同僚に尋ねると




「まだよ。やっぱりスンバワ島のデータ入ってなかったじゃない!作り直しよ、急いで日本語訳を提出して!今週中ね!」






え、ええええー。




もう色々びっくり。


私、言ったよね?私、何回も確認したよね?
何を見て、「OK」と言ったのか。


話が一転二転するもいいところ。





作る時から、「配属先の管轄である、スンバワ島の地図ものっけて」と言われた。

なぜ?と聞くと



「スンバワ島が載っていないと、後でスンバワ島の観光局の人が嫉妬して怒るから」




意見は分かるけど、ここの文化だから仕方ないんだけど、誰のための地図なのか。

その時もイブに意見を伝えた。


その場では、「なるほどー。分かった」との回答だったので、ロンボクの地図を作成。




こんな感じでどう?と、都度進捗もきちんと報告していた。

印刷会社が来てくれた時、「この地図、めちゃくちゃかっこいいね!」と、会社の人は褒めてくれた。




そこで私はジャカルタへ。





私がいない間にできたサンプルを見て、イブは作業を中断させたみたい。






小さなことだけど。
昨日事務所に入って、この部分にこのデータを追加してちょうだい!と言われ。




無償に腹がたった。


ならもう少し前段階で、一緒に進めようよ!






昨日はしぶしぶ「分かった」と言った。
今データを再度起こしているところ。




でも、でもなんかやっぱり腹落ちしなくて、課長レベルのイブではなく、部長に相談しようと、外出中のCPにSMSを送る。


「Kapan kembalik ke kantor? Saya ingin bicara tentang Peta yg sy lagi buatkan.」
いつ事務所に戻りますか? 今作成している地図のことでお話ししたいことがあります。



一回は諦めたけど。






目的をはき違えるな。


私まで、地方政権の文化に染まるな。


それが、外国人としてここにいる意味、とそう思いたい

Peta ini untuk siapa?
Bukan untuk kantor dinas,tapi untuk wisman dari Jepang.
 この地図は誰のためのもの?政府組織のためではなく、日本から来た観光客のため



本当に些細なことだけど、簡単に諦めてしまう前に、一度向き合ってみるよ。



問題、ほんまにつきないな

できっこないをやらなくちゃーサンボマスター



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【中間報告】私は何もできていません、と言ってみた

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8日間、隊員総会のためジャカルタにあがっていた。


総会はというと。
活動1年経過した隊員が、2日にわたり1年の活動報告をする。




1週間前から、プレゼン資料を作成した。
自分が資料を作った内容は、見るからに「私は頑張っています!」「こんなことをしてきました!」
鼻を膨らませて、見栄をはっている内容になってしまって。



私は1週間悶々とした。







実はというと、総会に参加するのがちょっと怖かった。

それぞれの任地で頑張っている同期たちの発表を聞く機会。

私は、何もできていないことを誰かと比べて、自信がなくなっちゃうんじゃないかと、不安だった。





ただ、少なくとも自分に嘘はつきたくないと思って。


発表の前日、ジャカルタのJICAハウスにいる間に、徹夜して資料を作り替えた。




当日、発表の冒頭で、私はきちんと伝えてみる。





「内容を考えた時、かなり迷いました。今私は活動でかなり悩んでいます。今回は、そういう気持ちのアップダウンの中で、みなさまからアドバイスなどをいただきたいと思い、あえてしんどかったことを記載しています。」






発表が終わった後、私はトイレで泣いた。







安堵と、誰もそんな私のことを否定せず見守ってくれ、同情してくれ。励ましてくれた。



新たに赴任した、カメラマンのSVさんからも、一緒にロンボクで作品を作ろうというお声がけもいただけた。









トイレに入ると、よく悩みを話す同期も、一人泣いてた。




状況がよく分からない私は、「え、なんで泣いてるの?」と泣きながら言ったら



「だって、みずほの発表聞いてたら、っていうか始まった瞬間から涙が止まらなかった。みずほの辛いこととか知ってたから。それでもよくそこで、勇気をもって、納得のできていない状態を伝えられたなって。私も悩んだけど、私にはそれができなかったから」





二人してよくわからない状況で笑いながら泣いて。

私は本当に素晴らしい人に囲まれているな、と。
そして、自分に正直でいれてよかったな、と。



そう思った総会だった。






その後はやっぱり、糸がぷつんと切れ総会2日目の午後は体調不良により、早退して一人休む。





色々あるけど。
もう少し頑張っていけそう、そう思った1週間。



さ。年末に向けて、もう少し頑張らなくちゃ。



↓総会発表内容↓














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