とある女子のロンボク730日滞在記✴︎

青年海外協力隊 26年2次隊 観光職 インドネシアのロンボク島へ。派遣前から、続けば帰国後までマイペースに更新してきます。

【ロンボクでロケをしようよ!】~ロケハン編~

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日本からのメディア誘致の次のステップで、日曜日~月曜日にかけて、隣島にてロケハンに。

参照:【ロンボク島でロケをしようよ】~下準備編~) 






初めて知ったけれど、ロケハンはロケーションハンティングの略らしく、私はてっきりロケ班かと思ってた。





実際に日本からメディアさんたちが来る前に、事前にアポを取りつけたり細かなデータ収集が今回の目的。







一緒に取り組ませていただいている方と、いざ出発。

出発時間の朝4時。スーパームーンとモスクがいいカンジ


港から見えた朝日がキレイ。


5時間かけて車で隣島に移動し、調査開始。



伝説の黒い鶏を探して、市場や住民へ聞き込みをしたり



人口データを調べに、区役所的な所へ訪問したり。



ウニを求めて、早朝海へ行き岩場をひたすら探したり。







車に乗って走行している時に、道の間にわずかに見えた黒い物体が伝説の鶏なんじゃないかと、
急きょ車を止めてもらい、細い道を、淡い期待をこめて追いかけたりした。






地べたに座っているおじさん、バイクの修理屋さん、ジュースを売っているおばちゃんたち。

たくさんの人に話しを聞いてまわり、
確かな情報がほしいのに
想像で答を考えたり、「ここで女の子が通るのを眺めていたんだ」というおじさんにくすっとし、


あぁ、南の島で生きているんだなあなんてちょっと可笑しくなったりした。





傍から見たら、なにをやってるんだと笑われてしまうだろうけど、これが私の立派な活動の一つなのだ。





時間が少しだけ空いて、夕日を見に海へ行き、運転手さんと隣島で出会ったご家族と、夕焼け空のもとゆっくりすることもできた。









ここで働くことは、そりゃ色々あるけれど。
うまくいかないことばかりだけど。
頑張っても報われないことの方が多いけど。




それでも確かに1年間、私はこの島で走り続けてきたんだな、となんか妙に腹落ちしたりもした。












帰ってきて、セミが鳴き始めたロンボクで、確実に季節が雨季に近づいていることを実感する。





私にとって、2度目の雨季。



たくさんの果物が、雨季に豊作となるように
残りの1年、私の活動も実になりますように。

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ちょっと休憩。

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日本からメディアが来ることが決まって【吉報】うれしい、うれしい今やその準備におわれている。







インドネシアの撮影ビザについて調べたり。




配属先も撮影候補にあがっており、会議や書類作成し




ネタ収集や、2度にわたるロケハンの準備。





昨日も18時から、一緒に活動している方と21:30まで打ち合わせ。









全く同時進行で動いている、ロンボクの地図作成と、先週行っていた出張の報告書や事務処理。





私は忙しいのがうれしくて、いくらでも頑張れるんだけど。


それと相反して、イライラしちゃうし、どうしようもなく疲れるし、肩をおとしてしまう。
 


今日火曜日、朝一でレポートを作ったら、一気にガタがきてしまった。思ってたより、頑張れないんだなー。








先週出張から帰ってから、家にネズミ被害が再発して、フンだらけ、夜も眠れず。ネズミの血っぽいのも流れてるし。








何より一番疲れる原因となっているのが、やっぱり配属先で。こんなこと言いたくないんだけどさ。







「メディアを日本から呼ぼう!」 
 唯一カウンターパートから言われた私の活動。


配属先が求めているのなら、私を必要としてくれているのなら、とマンパワーながら動いていた。







いざ、日本からテレビ局がきますよ、となった時のその対応。もう、堪忍袋の緒が7回くらいぶちぎれた。






事の発端は、先週。急きょロケが前倒しになり、事前の調査を急ぎでしなければならなかった。


私はタイミング悪く出張中で、明日明後日までに確認しなければいけない内容を、電話とSMSで2人のCPに相談。






1人のCPからは、「みずさんが帰ってからMTGしましょう」と返信があったものの、本命のCPからは返事が来ず。





まー。返事が来ないことはだいたい想像できたから、そこはOK。






週明けの昨日、2人のCPと私でMTGをした時。




私の直属の部長は、くっちゃくちゃとバナナや枝豆を食べながら、私の話しなんて聞いちゃいない。



挙句の果てには、新聞に手を伸ばしたり、話がまだ終わっていないのに離席し、他の同僚とどうでもいい話をしに行って、帰ってこない。

食べカスだけ残していくなよ




今、めちゃくちゃ大事なハナシをしているんですけど!!!(泣









私と、もう一人のCPは顔を見合わせて、「僕もインドネシア人だけど、彼が何を考えてるのか分からない。あの態度は失礼極まりない」と言っていた。





大丈夫ですよ、私はもう慣れました。とだけ言う自分も、やっぱりむなしい。










根本的に違うのが、誰もかれも責任を取りたがらない。それが部長だって、誰だって。





まぁ、そうだよな。












いつもしんどい時に、助けてくれる日本人の方にも言われた。




私は2年間という中で何かをしたい、と鼻息荒く頑張っちゃうけど。


配属先は、これからずーっと、このままも同じ配属先なんだもんな。







まだまだだなあ。

調整員さんに言われるように、「うまくいかないことも楽しんで」いかんといけん。












ちょっと休憩。





コーヒーのんで、地図の赤入れをして、調査を再開しよう。

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【動いている方が何倍も楽しい】

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最近活動がかなり活発に動いていて、しばらく息つく間もないほどバタバタしてた。


出張中、前職の先輩たちに再会できた:)






『忙しい』ということばを使うのは、なんだか他のチャンスを逃がしてしまいそうで避けたいトコロ。







ともあれ。せっかくだから、まとめてメモしておこうと思う。





①地元の人達が考える、田舎体験ツアー


田舎で、『田舎体験ツアー』を組んでいるインドネシア人にであった。実際その地域に足を運び、ツアー内容、ルート、パッケージの内容を見させてもらった。


 コーディネーターのハディさん。

昔ながらの方法でお米をとる



このツアーはまだ検討中の段階で、うまく私の配属先とつなげることができないかと模索中。チラシのデザインから、パッケージ内容(市場で買い物をして、こっちのお母さんたちと料理をして、田んぼを散策)、対象地がゴミだらけということも現在は問題。



「僕は学校を出ていないから、インドネシア語でチラシを作ることができないんだ。みず、なんとか一緒にやってくれないか?」




うれしかったな。自ら自分たちの地域や、島のことを考えるインドネシア人に会えて。 







②一村一品運動で成功している事例視察

8月、忍び込んだパーティー先で出会った団体から招待をいただけて、ジャワ州のGarutという県に視察に行ってきた。
→その時のブログ


突然通訳を依頼され、600人いる前で紹介してもらった時の写真。

1泊2日のツアーだったけれど、非常に有意義で、たくさんヒントがあった。




ロンボクの観光局から私が来るということで、ガルットの観光局のプロモーション部長などがいらっしゃり、意見交換をすることができた。


ガルット側は、避暑地として日本人観光客を増やしたいという。




12月に、ガルットからロンボクまで来て、配属先の人達と意見交換をすることになった。





一つの出来事から、どんどん活動が広がってゆきます。






とりあえず、月曜日からも想定されるバタバタな日々。


出張のレポート作って、事務処理をして、ロケハンの準備と、メディア誘致の調整を。地図の構成があがったので赤入れをして。




学校訪問の準備も同時でやって。




動いている方が、やっぱり何倍も楽しいや。でもそれは、動けていなかった半年の時間があったからだって信じてる。無駄なことなんて、ない。あと一年、最後までそうやって思えてるかな。



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【こんな時どうすれば?】マンディ中の断水。

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まさに今、トラブルの真っ最中。





停電はしょっちゅうあるロンボクですが、実は断水というのはまだ赴任して2回目。
(1回目の断水は、洗濯中だった。→前回ブログ





こんな時、どうしてますか?








ちょうど水浴び(のことをマンディと言います。)の断水。









しかも、





シャンプーする前までは普通に出てた。






シャンプーして髪を洗い流そうと思ったら、どんどん水が弱くなり、やばい、、やばいと顔だけ洗ったらお水が出なくなってしまった。







結果取り残された私は、全身泡だらけ、水浸し、手も足も泡にまみれております。



家中にある蛇口を裸でうろうろしてひねってみたものの、残されていくのは、泡で汚れていくフロア。







とりあえずタオルとウェットティッシュで拭いて、耳元でシャワシャワと泡が潰れていく音を聞きながら、途方もなくこのブログを書いています。





お水が当たり前に出るって、ほんと素晴らしいことなんだな






前回しかりだけど、断水のタイミングが悪すぎる。





このまま身体が乾くのを待って、水を待つしかないかな。







だいたいのことは動じなくなったと思ったのに。だいたいのことが想定外すぎて。毎回たじたじ。

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【あの日から1年。】プレ一年記念日。

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思ったより早く次の記念日が来た。(→前回記念日ブログ:赴任300日目に思うコト







9月9日。 一年前の今日、私はまだ訓練所で訓練の真っ最中だった。最後の語学試験を目の前に、訓練も忙しさのピークを迎え、寝不足の日々が続いてた。





確か、火曜日。





火曜日の19:10からは、毎回班ゼミみたいなのがあって、私たち12班は一年後の自分へ、メッセージビデオを作っていた。





最近バタバタしていたけれど、なんかあったな、なんだっけなと頭の奥で残っていた一年前の今日の日の事。







今そのビデオを見返すと、一人でにやけてしまう。
12人の、世界中で頑張っている同期の仲間たちが、今日の私たちに向けてメッセージを残している。





私はこんなことを言っていた。



***********
『1年後の自分へ。2014年9月9日の私より』


1年後の自分は笑えていますか?
1年後の自分は太っていませんか?
1年後の自分はインドネシアという国を愛せていますか?
1年後の自分は、jocvという仕事に対し幸せを感じることができていますか?

NTCでの生活と、応援してくれる家族や友達のことだけは、いつまでも忘れないでください。
***********



私の1年後のメッセージは、、


これだけ・・・か




2014年の私が、2015年に託した想いは、自分の想像をはるかに超えて目的を達成してしまっているようです。





2015年9月9日の私は、毎日笑っていて、むしろ太るどころか、NTCでマックス太りすぎた体重は落ちつき、ロンボクを愛していて、心から今ここに来れてよかった、とそう思えています。











もうすぐで1年。




今は活動の指標も大枠が決まっていて、それに向かって動いている。




でもここで改めて。




できること、必要なことを整理しようと思う。




独りよがりの活動になっていないか、ロンボクの人達が主体となっているのか。見直そうと思う。 







前々回のブログで、前向きになる曲を載せたら、お友達がこの歌もいいよ、と教えてくれました。


UVERWORLD - Fight For Liberty
『 人生が二度あるなら こんな険しい道は選ばないだろう
でもこの一回 たった一回しかチャンスが無いのなら
何もかも諦めて生きていくつもりは無い
後ろに明日は無い 力を宿せWAR』


私この曲知らなくて、きっと素敵な曲なんだろうなあって思うけど、私の住んでいる国ではYouTubeが非対応で聞けない・・・



気持ちがうれしかったです。ありがとう。


そんなプレ1年記念日は、私のプレイリストNo.25にもランクインする程好きなこちらの曲を。


David Guetta -Every Chance We Get We Run



音楽はかなり雑食です。
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【ロンボクのおかし】自転車で来るうりこさんたち

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昨日の夕方家についた時、見慣れない売り子さんがいたのに気付いた。私は家の門をちょっと開いて、頭だけを道路に出して、遠くから何を売っているんだろうと様子を伺う。








木をコンコンとたたくと、ミーアヤムの合図で



お昼頃にお皿をスプーンでならす、チンチンという音はルジャックが来た合図。



それが夕方になると、バクソがやってきたという合図になる。





昨日は、赴任して初めて聞いたヤカンが沸騰する「ヒューっ!」っていう音だった。




遠くから覗き込んでいると、地元の子どもたちがたくさん集まってくる。そうなると、私も気になって、何か分からないけど買ってみることにした。



自転車の後ろに、作業台と緑色と茶色の粉。




子供たちがお皿を持って順番を待っていたので、私もおとなしく順番を待つ。




30円分だけ買った。









おじさんは目にもとまらぬ速さで、木でできた筒状の容器にその粉を順番に入れていく。それを、アルミ缶からわずかに空いた穴の上に置き、蒸気で1分ほど温める。



そうすると、中からグラメラ(砂糖)がどろけて、まるでチョコレートフォンデュのようなキラキラした何かが出来上がった。


キラキラ。つやつや。





名前聞くの忘れちゃった。






待っている間、地元の人達と世間話をして、近くで早速食べている子どもたちの写真をとってた。

おいしいね。うれしいよね





売り子さんのおじさんは、とても華奢な身体だったけど、笑顔がすてきで、気さくで、優しさあふれるおじさんだった。ジャワ州からきたんだって。





いつも思うけど、こういうのいいなって思う。





昔私がまだ3歳の時とかに、両親が残してくれていた成長記録のビデオテープにも、家の目の前の道に焼き芋売りのおじさんが来て、お芋をすべてお姉ちゃんに取られちゃったもんだから、私はギャン泣きしていたのが残ってた。


そのおじさんも優しくて、私にも小さい焼き芋をくれた。



今でも焼き芋やさんってあるのかな。


なくならないでほしいな。こういう光景。

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【吉報】うれしい、うれしい。

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この前潜りに行った時の写真。クラゲに刺されまくって大変だった。※本文とは関係ありませんのであしからず



「みずさん、決まりましたよ!!!ロケ!!!!」





移動中出れなかったミスコールをかけ直した瞬間、思ってもみなかった吉報が飛び込んできた。





ん。ロケ。ロケ・・ロケだって!?!?!?!? 






電話の相手は、メディア誘致について一緒に活動をしている女性。 

意味が分かった瞬間、手が震えて、うれしくて、うれしくて。叫びそうになった。






私の活動の要請の一つである「メディア誘致」に花が咲いたのだ。 






思えば半年前から、色んな企画を考えては制作会社に依頼をしていた。ただ問題が、興味を持ってくれてもインドネシアの不確かなスケジュールを懸念するという点。






タレントさんを連れてくる以上、日程をおさえるのは最低限当たり前の事。




ところがどっこい。

ロンボクのイベントと言ったら、1週間前に日程が変更したりすることもしょっちゅう。それじゃあ一緒には働けない。






配属先のプレゼンや、メディア誘致の会議でその点をアピールした。


帰ってくる答えは一つ。



イ「月の動きで決まるから仕方ないさ、アハハハ!!日程を決めるのは無理だから、〇〇ごっこ(イベントをしてるフリ)をしようじゃないの!!」 


会場爆笑。


私一人、グッと堪える。







結局、タレントさんは同席しないロケになったけど。


うれしくて、うれしすぎて、震えて、余韻に浸って、しばらくぼーっとしていた。鳥肌がたって、涙が出そうになった。






日程は今決めている最中、2週間程取材に同行します。






頑張ってきて、よかったなあ。。。
一緒に取り組ませてもらっている、パートナーの女性に感謝。





そのあと、私の父からメールが来て「父子参観をしに、11月にロンボク行くから」。とのこと。





仕事を休んでパパが来てくれる。うれしい。





そんな今日は、頑張ろうって思う曲をご紹介。

 アジカン After Dark

『夜風が運ぶ淡い希望を乗せて
何処まで行けるか
それを拒むように世界は揺れて全てを奪い去る
夢なら覚めた
だけど僕らはまだ何もしていない
進め』





アジカンとか。学生ぶり。

↓今日はパパが送ってくれた梅酒を飲んで一人乾杯!↓
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