【日本の雑誌が手に入った】ふと考えたこと。
じゃじゃーん!この前の総会の時に、なんと日本の雑誌が!
帰国した隊員が、後輩隊員に必要じゃなくなった服や生活雑貨を置いて行ってくれるんだけど、その中にありました。雑誌。2冊で約50円くらいで購入したよ。
来る前、日本で働いていた時によく読んでいたOggi。とおまけのマリソル。雑誌的に言う「アラサー、アラフォーの働く女子」向けです。
内容が去年の4月号と、11月号。夏号とかだったらまだ親近感わくのになー。よりによって長袖来てるモデルさん。
なんか寒そう。長袖。ブーツ。
日本の服はキレイだなあー、とか
シンプルで奥ゆかしいなあーとか。
高いなー、とか。
何より早くその、「あれ、今日ちょっと肌寒い?秋かしら。」みたいな、季節の変わり目を体験したくなった。
ただ日本語の情報量が多すぎて、全く読む気にはならず。視覚的に楽しんで、過去の占いを見たりして。完全に違った楽しみ方をしている気がします。
隊員生活の中で読んだ気持ちと、2年前の自分が日本で読者として読んでいた気持ち。明らかに感じ方が異なっていてびっくりしたのも事実。
雑誌を読んで思ったのが、「メディアの操作性」というか。あまりに、〇〇であるべき!的なコンテンツ目白押しなのが、一番衝撃だったな。
〇働く女は、平均年収〇〇円。
〇できる女は〇〇している。
〇幸せ結婚ストーリー
みたいなの。まあ今に始まったことではない、雑誌の特徴というのか。
今の私はそういうのに遠ざかってしまっていて、「意識高い系」とか「アラサー」とか「働く女子」とか、メディアの恩恵で出来上がった言葉にあまりしっくりこない。
だからこそ読者だったころには気づかなかった、「自然に脳にそうあるべきと認識されている」ような刷り込みに、初めてクエスチョンマークが浮かんだ。
仕事帰りに六本木や恵比須でご飯を食べなくても。
デートでわざわざ表参道に行かなくても。
2-3万円する服や、靴を買わなくても。
全く何もないところで、流行りとか、好かれる好かれないとか。そういうのが何もないところでも、ちゃんと満たされている。
今の自分が、流行りから遠のいて。日本にいる時には想像できなかったような生活をしていても。
そんなことは関係なく、心は満たされている。幸せだなーって思うことがたくさんある。
なんて、遠い国で日本の過去の雑誌を読んで思いました。
いい女像を作り上げているのは、やっぱり日本のメディアだった。という、元メディアを扱う業界にいた人のつぶやき。
さー。インドネシアは間もなく断食月に突入!
あと1週間程で、1か月の断食に入ります。同僚たちも仕事しなくなるから、詰めれるところ、詰めておこう。
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