【暮らしも半年】変わらないもの。変わったもの。
協力隊の活動も1/4がすぎる。今はどうだろう、半年を振り返れば一瞬にして過ぎ去ってしまったものの
一日一日が短い、ようで長い。
かと言われて余裕をこくと、
後悔するほど「えっ!もうこんな時間なの!?」ってなることが多い。
ロンボクには現在5名の隊員がいる。今月末に、そのうち3人の先輩が帰国する。
配属先がお互いに遠いため、なかなか会える機会も少ないのだけれど。
それでも、たまに会って話をすると【先輩】としての余裕を感じる。先輩たちは、この2年間でどんなことを乗り越えてきたんだろう。
私もそうなれるのかな。
「日本に帰るのって、どんな感じなんですか?」
久しぶりに会った先輩に、先陣切って出てきたこのアホな質問。
しばらく、一年半後のことに想いを馳せてみた。
このロンボク空港を出て、ジャカルタにしばらく滞在して関係省庁との挨拶を終えて、日本行の飛行機に乗る時。
だめだ。まったく想像がつかない。
帰る日の事に想いを馳せたってまだ何も出てこない。
これは1年半後の楽しみってコトかな。
半年経って変わらない光景になったもの。
ヒンドゥー教の家々
南国の植物
いつまで経っても終わらないイスラミックセンターを通る日常
1000人くらい投入しないと今年中におわらないぞ!
朝6:50にすれ違う、すっごい老けた風格の高校生
7時前後にすれ違う、ちょっと内股のゴミ収集のおじさん
道端で、いつもの朝ごはん。
「パギ~ ヤンビアサ ヤ~!」 (おはよう、いつものね!)
このおばちゃんは、いつも通りにご飯を少なめによそってくれて
私が好きなおかずを多めに入れてくれる。
朝ごはんのナシブンクスは50円~100円。今日は70円。
配属先の外にある屋台のおっちゃんから毎日言われる
「み~ず~! ンガコピー?」(みず、コーヒーは?)
「は~い、ナンティ、ね~!」(あとでね~)という生返事もいつも通り
変わったもの。
ジャカルタから来ているワルタワン(記者)が猿の写真を撮っている姿を写真とった。そういえば、来た当初は私も猿で騒いでた。
日本の猫の写真を二度見する、しばらく眺める。どう見ても太ってる。千と千尋の神隠しで出てくるカオナシなんじゃないかと疑ってしまう。あの顔が小さくて体がでかいバージョンの。
事務所からイブに摘み出される子猫
この子はまだちゃんとご飯たべてるな
食事に興味がなくなった。仕事の合間に食べログを眺めていた日々が、すっごい遠い。最近は1日2食。
FBを見るとなぜか疲れてしまう。今は自分の近況をあげるか、メッセンジャーだけ。
先輩隊員が言ってたけど、帰国時の逆カルチャーショックの一つに【日本は情報量が多すぎて、頭が痛くなる】ことがあるらしい。こうやってついていけなくなるんだろうか
協力隊は2年間の中で、こんな時期が来るという。
観光客→怒り→無関心→同化
私は観光客時期を過ぎ、事務所のやり方に苛立ちを感じていたが、それも過ぎ
ストレスを感じたり、興味を持てなくなったりする「無関心」時期から
同化時期(滞在先に馴染む。異文化のストレスを感じなくなる)に移行しているんじゃないかな。 なんてことを感じます。
いつも通りだ。
いつも通りの日常だけど、それでいい。それがいい。
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